入社誓約書とは?

 

入社時には会社として従業員とさまざまな契約を交わします。

 

  • 雇用契約書の締結
  • 身元保証書の締結
  • 入社誓約書の締結

 

おおよそこのようなものがあると思いますが、入社誓約書は入社時に締結するうちの1つといえます。

身元保証書は、従業員が故意・過失による損害を会社に負わせた場合、一定の損害について身元保証人に負わせるというものです。

従って、あまり従業員などに損害賠償をさせないというような会社では絶対に締結しなければいけないというものでもないでしょう。

入社誓約書も同じで、配置転換(転勤・出向など)を行う必要の会社の場合、特に締結しなくても良いといえるでしょう。

少し記載をしてしまいましたが、入社誓約書というのは将来に配置転換を行う場合に、その業務命令を拒否させないようにするための意味が最も強いものといえます。

詳しくは以下参照。

入社時の誓約書の法的意味

 

入社誓約書の主な内容

 

一般に入社誓約書の条文として含まれるものとしては以下のようなものがあります。

 

  • 就業規則等を遵守して誠実に勤務すること
  • 会社の情報を漏えいしないこと
  • 従業員が使用する会社のPCのメールなどの会社によるチェックに同意すること
  • 自身の個人情報を顧問税理士・社会保険労務士・産業医等に提供することに同意すること
  • 故意・過失によって会社に損害を与えた場合には賠償を行うこと

 

入社誓約書の法的意味

 

上記の内容を見ていただくとわかるかもしれませんが、当たり前のことを規定して締結するものだと思います。

しかしたとえば出向させるという場合には、就業規則に出向規定があるというだけでは会社の出向命令は無効ということになることもあります。

そのときにこのような入社誓約書を締結していれば、出向命令が無効となる可能性が低くなるという法的意味があります。

その他の従業員の個人情報を提供、メールチェックということも昨今個人情報の観念が強くなり、そのためこのようなことも誓約書なく行うと逆に会社が違法ともされかねません。

そのような場合に、入社誓約書があれば一定程度安心して個人情報の提供、メールチェックということも行えるようになります。

まとめれば、入社誓約書というのは従業員とトラブルになった場合に効果を発揮するものといえるでしょう。

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