国民年金法改正 2014年

 

これまで第一号被保険者であって

前年の所得(1月から6月の月分については前々年度)が以下の金額以下であること

( 扶養親族数の数 + 1 ) × 35万 + 22万

で30歳未満の方は申請をすることで国民年金保険料が全額免除となっていました。

今回の2014年の改正で30歳未満の部分を50歳未満とすることに改正されました。

 

50歳までの猶予を認めた背景

 

30歳の猶予については平成16年の2004年改正でした。

今回の開改正から10年前ということです。

このときは若年者の雇用の不安定さや、非正規雇用が多いこと、ニートという言葉も浸透しつつあったということで、国民年金保険料の支払いが難しいという人も多いとされていました。

今回これが50歳未満となったのですが、この理由としては

「非正規雇用が50歳未満の人にも広がりつつある」

というような理由が挙げられています。

 

国民年金保険料の納付猶予とは?

 

申請をすることで納付は猶予となります。

しかしこの猶予期間については将来の年金の受給額にはプラスされないとなります。

つまり保険料は免除となりますが、その期間は保険料を支払っていない期間となり、年金が増えるということにはならないということです。

 

追納は後で可能

 

無職となったときに今回の改正で50歳未満でも全額免除となるので非常に助かる人もいると思います。

しかし年金額には反映されませんので、将来に年金が少なくて困ってしまうということも出てきます。

このような場合について追納という制度があります。

これは過去の保険料猶予期間である保険料未納期間について、収入が増えてからなどに払い込みをするということです。

これによって過去の保険料を支払ったことになり、将来の年金額を増やすことができるということになります。

 

改正の施行時期は?

 

今回の50歳未満の国民年金保険料の猶予について6月4日の参院本会議で可決されました。

施行は平成26年の10月1日とされています。

本当に収入が苦しくて保険料を滞納している方でも放っておくと徴収も実施されないとも限りませんので、施行後に50歳未満の方は免除申請を年金機構などに照会して手続を行っておきましょう。

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