社会保険の報酬の重要性

 

社会保険で報酬となるか、ならないかということは「社会保険料の高低」に関係してきます。

簡単にいうと、報酬とならないものは社会保険料の対象とはならないということになります。

ただし、賞与は社会保険料の対象となります。

 

社会保険の報酬の定義

 

報酬とは名称を問わず、労働の対償として受けるものすべてをいうとされます。

ただし、臨時に受けるもの、3月を超える期間ごとに受けるものは報酬とはされません。

ほとんどのものが報酬となるといえます。

従って、報酬とならないものに該当しないものは報酬となると考えて良いといえるでしょう。

 

報酬となるもの

 

  • 基本給(月給、日給、週休、時給など)
  • 家族手当
  • 残業手当
  • 通勤手当(定期券の支給も報酬となります)
  • 宿直・日直手当
  • 休職手当
  • 年4回以上支給されるもの

 

通貨以外のもので報酬となるもの

 

  • 自社製品
  • 食費・食券(ただし労働の対償として支給されるものに限ります)
  • 制服・作業着以外の被服

 

報酬とならないもの

 

  • 出張旅費
  • 退職手当
  • 解雇予告手当
  • 無料で貸与される制服・作業着
  • 恩恵的な慶弔見舞金
  • 仕事上の交際費
  • 事業主が負担する生命保険料
  • 臨時に支払われるもの
  • 3か月を超える期間ごとに支払われるもの(ただし年3回以下の支給となるものは賞与として保険料の対象となります)

 

以下を参照してください。

宿直・日直の許可申請

 

賞与

 

冒頭でも記載しましたが、賞与も社会保険料の対象となります。

社会保険では3月を超える期間ごとに受けるものは賞与とされ、社会保険料の対象となります。

しかし年4回以上支給されるものも上記の報酬となるものとなり、やはり社会保険料の対象となってしまいます。

そのため現実には支給期間・支給回数で通常の給与と違うようにしたとしても、社会保険料の対象からは逃れられないといえるでしょう。

 

退職金での注意点

 

上記の報酬とならないものとして退職手当があります。

この退職手当も、給与や賞与に上乗せして支給するという場合には社会保険料の対象となります。

従って、社会保険料的には以下のような支給方法が良いといえます。

 

  • 退職金は退職時等に支給する
  • 退職前に一時金として支給する
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