試用期間と標準報酬月額

 

正社員や同じような所定労働時間の契約社員その他のパートタイマーの場合、社会保険加入義務があります。

詳しくは下記ページを参照してください。

試用期間中の社会保険加入

雇用保険に加入となれば、総支給給与額に雇用保険料率をかければ、従業員負担の雇用保険料は算出できます。

また社会保険(健康保険・厚生年金)については資格取得時に標準報酬月額が決定され、それによって試用期間中の社会保険料が算出されます。

これは資格取得時決定と言われ、

「健康保険・厚生年金 被保険者資格取得届」

の届出の手続を会社が行うことでなされます。

詳しくは下記ページを参照してください。

従業員を採用したときの労働・社会保険の手続

この手続を行うと、後日、年金機構から標準報酬月額が決定されたことについて郵送等で通知が届きます。

そこで記載されている標準報酬月額を標準報酬月額等級表に当てはめれば、毎月の社会保険料は簡単に算出できます。

 

試用期間後に給与が変更される場合

 

試用期間の後、本採用とされば給与の金額が上がる会社も多いと思います。

この場合、上記で決定された標準報酬月額が変更されることも考えられます。

このときには随時改定と呼ばれる手続を行う必要があります。

この手続を行う際の要件としては

 

  • 固定的賃金に変動があったこと
  • 固定的賃金の変動した月以後、引き続く3か月の受けた報酬の平均月額と従来の標準報酬月額との間に2等級以上の差が生じたこと

 

とされています。

随時改定(月額変更届)の手続」参照。

ここでの「固定的賃金」とは

 

  • 基本給
  • 役付手当
  • 家族手当
  • 住宅手当
  • 勤務地手当

 

といったものが該当するとなり、その他のもの(例えば残業代など)は含まれません。

試用期間後に基本給のアップ、上記のような手当が新しくつくという場合に手続が必要となるということになります。

通常、本採用となり2等級のアップがあるということは少ないと思いますので、あまり気にする必要はないかと思います。

目安としては給与が2万~3万を超えてアップするという場合には、念のためチェックしたほうが良いと覚えておいてください。

<スポンサード リンク>