試用期間中の労災保険

 

労災保険はすべての労働者に加入義務があるとなります。

そのため雇用形態や所定労働時間に無関係に、試用期間中であっても加入義務があります。

 

試用期間中の雇用保険

 

雇用保険の加入条件

のページにも記載をしましたが、

 

  • 週所定労働時間が20時間以上
  • 31日以上の雇用が見込まれること

 

この両方の要件を満たす従業員については試用期間中であっても加入義務があるとなります。

 

試用期間中の社会保険

 

試用期間中であっても要件を満たせば社会保険加入義務はあります。

以下のページにも記載をしましたが、

社会保険の加入条件

 

  • 1か月の所定労働日数が一般社員の概ね4分の3以上である場合
  • 1日又は1週の所定労働時間が一般社員の概ね4分の3以上である場合

 

つまり週40時間、1日8時間というのが現在の正社員の法定労働時間であり、その3/4以上ということで

 

  • 1週30時間
  • 1日6時間

 

以上の所定労働時間で雇用契約を締結している場合、試用期間中でも社会保険加入義務があるとなります。

ただし2016年10月の法改正によって

 

  • 従業員数が501人以上である
  • 月額賃金が8.8万以上である
  • 勤務期間が1年以上またはその見込みがある

 

というすべての条件を満たせば週20時間以上の労働時間で社会保険の加入義務があるというようになります。

「臨時に2月以内の期間で使用される者」は社会保険の適用除外ということを悪用して、試用期間中に「2か月以内の雇用契約」を反復継続して社会保険に加入させていないケースが散見されます。

この場合、調査等(最近では従業員からの通報も増加している)で発覚した場合、かなりの確率で違法未加入となり、過去に遡及して社会保険料が徴収されます。

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